Study Planets 自治体での活用事例
鹿児島県大島郡天城町
天城町教育委員会様では2017年度より、学力向上施策とICT活用の一環として、Study Planets を町内小学校全校で導入しています。
毎年1月の鹿児島学習定着度調査の結果も堅調に推移しているという、同町の学力向上の取り組みに関して、学校現場の先生方に活用の様子を伺いました。
【2019年3月7日現在】
天城町立兼久小学校の活用事例
松野下先生 教科書や市販のドリルに加え、学習単元に入る前にStudy Planets のプリントを利用することで演習量の確保をしています。教科書やドリルだと問題数が不足しがちな、前学年の復習内容を補う目的にも役立つので、先生の教材準備にかかる時間の削減にもなります。
プリントは職員室設置のパソコンや教員のパソコンから都度印刷するようにしていますが、年度末など多くの復習プリントを準備する場面では、あらかじめ印刷したプリントを棚やファイルに保管する方法も有効だと思います。
天城町立西阿木名小中学校の活用事例
泉教頭先生 本校では、算数のプリントを中心に朝の活動や授業での学習内容の定着として活用しています。プリント1 枚が5分10分程度で解き終わる問題量なので、紙の用意から印刷や保管等の運用面と、児童のモチベーション管理を工夫していくことが課題です。
現状は、図書室のパソコンでプリントを印刷する使用法ですが、今後は、学習履歴管理や成績等のデータ活用まで利用の幅が広げられると良いと思っております。
天城町立西阿木名・三京小学校
持留教頭先生 本校は児童2名の複式学級なので、あらかじめ児童用に印刷したプリントをファイリングして管理しています。子どもの学習状況に応じて、必要な単元プリントを個別にファイルから取り出し、学習を進めています。
プリント1枚あたりの問題数がそれほど多くないので、短時間で、類似問題に繰り返し取り組ませることで、基礎基本の定着を図っています。