「アイテム」トップ > 活用校の声 > 【アイテム通信 Vol.9】家庭学習を充実させる教材として

活用校の声

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1.自分で勉強する習慣をつける

―アイテムは家庭学習が中心ですか。

そうです。自主学習でやるように勧めています。教科書がきりのいいところまで進んだら、対応するアイテムのページを提出するように促しています。子どももいろいろとやることがありますので、自主課題とはいえ、放っておくとなかなかできません。「何日までに、何ページまでやって来よう」と、締め切りを作ってゴール地点を見せてあげることで、急にやるようになります。

―ときどき提出するということですが、活用・探究の問題も提出範囲に含めていますか。

基本的には、探究のページまで全部やることにしています。ただ、難しくてわからなければ飛ばしてもいい、と言っているので、あきらめて別の単元のできるところをやって、時間をおいて再チャレンジしている子もいます。提出されたアイテムを見ることで、その子がどのように取り組んでいるかわかります。

―自分で、できそうな単元を探して取り組むのは難しくありませんか。

問題なくできますよ。高学年だからできるというわけでもなく、1年生でもできました。去年は1年生の担任だったので、高学年と同じようにさせてみたのです。最初のころは確かに大変でしたが、慣れれば全然問題ありませんでした。結局、1年生が終わるころには、アイテムが全部終わった子が3分の2以上いたと思います。

―アイテムに取り組めるような仕組みを作っているということですね。

子どもたちが、「勉強は自分で進んでやるものなんだ」と思えるように仕掛けていきます。

2.アイテムプラスの使い方

―アイテムプラスを活用されていると伺いました。

長期休暇の課題として使っています。アイテムプラスを印刷したものを、綴じて冊子にして配布し、今までに習ったところの復習をしてもらいます。発展的な問題があったり、まとめのページがあったりするので、簡単すぎないところがいいですね。この課題を使って、今までに習った内容をおさらいしてほしいし、また、おうちの人と一緒に取り組んで、どのあたりが苦手なのかわかってほしいと思っています。

―長期休暇は、市販のドリルの代わりにアイテムプラスをお使いなのですか?

そうです。冬休みも同じくらいの分量を宿題にしますよ。今担任している子たちはもう5年生なので、これくらいの勉強をやるものなんだ、という意識を持ってほしいと思います。勉強の質を高めるといいますか。夏休みの宿題は、毎日少しずつ勉強する、という習慣づけの機会だと考えています。

―アイテムプラスを綴じて渡す、というのは新しい使い方だと思います。

自主学習用のプリントを1枚ずつ渡していると、誰がどこまで進んでいるのか把握しづらくなります。それに、間違えた問題をいつ直させて、いつ提出させるのかも管理しきれません。冊子になっていると、提出もフォローもしやすいのです。

3.アイテムの効果

―しっかりと使っていただけてありがたいです。

演習量はかなり確保できると思います。以前担任していた子がもう中学生なのですが、中学の勉強にそれほど苦労していないようです。小学生のうちに、自分で学習を進める練習をしているので、勉強の仕方が身についているのでしょう。

―最後に、アイテムを使うことでどんな力がつくか教えてください。

アイテムには、授業ではあつかわない問題や、一見簡単そうで実は難しい問題など、いろいろなパターンの問題がありますね。普段と違う形式の問題に取り組むことになるので、問題に対するアプローチの仕方が勉強できると思います。

School Data

学校
〒252-0814
神奈川県藤沢市天神町1-1
学校長:本間 一弘
児童数:529人
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アイテム採択校様への活用支援ツールとして、本機構ホームページより、専用のワークシート(4年~6年対象)を提供しております。 アイテムと併用いただくことで、活用場面に広がりがもてるようになります!

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ご案内:2017年度春発刊の新版アイテムでは、1年~3年のアイテムプラスもご用意させていただく予定です。ご期待ください!

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『アイテムプラスを冊子にすることで、提出もフォローもしやすくなります。』と竹村先生は言う。

パンフレット「アイテム算数のご案内」

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